会社の先輩と話している時、話題が尽きて沈黙が続き、何を話そうかと焦る・・・。
営業中あるいは接客中に気まずい空気が流れ、早くこの場から抜け出したいと思う・・・。
こんな経験ありませんか?
あなたがどんな場面でもうまく乗り切れる必勝法があったら、焦りや不安なんて感じません。
本記事では、本当のコミュ力についてと今から実践できる簡単なコミュ力についての技をご紹介します。もう気まずい雰囲気にはなりたくない!コミュ力ある人間だと思われたい、どんな時でもうまく乗り切れる必勝法を知りたい方はぜひ読み進めてください。
コミュ力とは?
コミュ力とは、コミュニケーション能力の略で、「他者と意思疎通を上手に図る能力」を意味します。
現在、コミュ力は人間の性質の中で非常に重要視されている力のひとつです。
例えば、会社が採用したい人物像というものを考えた時に、ひと昔前は「会社への忠誠心の高い人」「全部の時間を会社のために使うこと」が好まれていました。しかし、現在では副業や社会外人脈、SNSでの発信といった、会社以外へ目を向け新たな視点を取り入れることが許容されています。
企業の求めるものは、閉鎖的な「忠誠心」から、オープンな「ネットワークを築くことのできるコミュ力」に、シフトしつつあるのです。
コミュ力≠話す力
多くの人が勘違いしているのが、コミュ力とは話すこと、ということです。
コミュ力とは、言語と非言語に分けられます。
言語では、伝える力と聴く力が必要です。
非言語では、伝える力と読み解く力が必要です。
1つずつみていきましょう。
言語 : 伝える力
言語の伝える力とは、あなたが相手に向かって話すことを言います。
しかし重要になってくるポイントは、「相手が聞きたい内容が伝わったか?」ということです。相手は気にしていないどうでもいい話をあなたが永遠と話していては相手が疲れてしまいます。話が長いな、聞きたい内容と逸れてるなと思われてしまってはもったいないです。相手が聞きたい内容がしっかり伝わっているか?意識しながら伝えていきましょう。
言語 : 聴く力
言語の聴く力とは、相手への質問力です。
自分が思っていることを伝えるだけではなく、相手の意見を引き出すあるいは深掘りすることで会話のキャッチボールができます。この聴く力というのは極めて重要で、聴くことが上手な人こそコミュ力が高いといえます。
非言語 : 伝える力
非言語の伝える力とは、簡単にいうとジェスチャーや話す姿勢のことです。同じことを言われた場合でもジェスチャーがあったり身を乗り出して話してくれている人は気持ちが伝わりますよね。
言葉では伝えられないことも、言葉以外で表現することによって相手に伝わりやすくなります。現代のマスク社会は、顔の3分の2が見えない状態ですよね。口元が見えない分、身体で表現することの重要性を理解することが大切です。
非言語 : 読み解く力
非言語の読み解く力とは、相手が何を思っているか?を想像する力です。これは難易度が高いのですが、聴く力で相手の意見を聞いた後や自分が話しているときの相手の表情を観察して、今相手がどんな気持ちなのかを読み解きます。メンタリストっぽい考え方です。
読み解くことができるようになれば、相手の本質に気づくことができ、あなたの期待以上の返答に相手が驚くことを期待できます。
意識的にでもやってほしいコミュ力技5選
この章では、コミュ力ある人はもうすでに実践しているコミュ力技についてご紹介します。意識すれば誰でも簡単に実践できるものばかりです。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
挨拶にプラス2言葉
挨拶をする時、プラス2言葉を意識しましょう。例えば、こんな感じです。
「おはようございます!今日も出社早いですね!何か朝活されてるんですか?」
挨拶→気付き→質問
という流れで話しかけてみましょう。質問することによって相手も会話をしてくれるため、自然と相手との距離が縮まります。
共通点より相違点を見つける
相手との共通点を見つけたいものですが、なかなか簡単には見つからないですよね。
そのような時は、共通点より相違点を見つけることから始めるのをおすすめします。相手と違うことはいいことです。自分が知らないことに対して興味を持ち、話を聞かせてもらうことがポイントです。
違う意見に対してズラして質問
会議でも会話でも自分とは違う意見が出てくると思いますが、その意見を拒まず、ホントに?と深掘りしてみたり、なんでそう思うのか?聞いてみたりあなたがインタビュアーになることで相手も自分の意見を聞いてくれていると思えます。これはまた、あなたにとってもコミュ力を養うということにおいて、必ずプラスになります。
空きを担当する
空きを担当するということはどういうことかというと、「話す役、聞く役、話を回す役」が、どんな時でもオールマイティにできるということです。少し難易度が上がるのですが、例えば会社の会議で協議をしていた時に自分の意見を言える人となかなか意見が言えない人がいるとします。あなたはなかなか意見が言えない人に対して何か意見はありますか?と出番を回してあげるのです。
余白を残す
余白を残すとは、次回予告を作っておくことを指します。
どういうことか事例をあげると、
- 次の会う予定を立てる
- 今日の感想を言った後、興味があったことについて詳しく聞きたいと志願する
- 次も楽しみにしているという思いを伝える
次も会いたい、次回も楽しみにしているという思いを伝えられるだけで、人間はホッとします。自分が嫌われていないと思えるのです。そのような安心感を与えることができるのも余白を残すメリットです。
まとめ
今回は、本当のコミュ力についてと、コミュ力をあげるために意識して実践してほしいテクニックについてお伝えしました。会話が減りつつあるコロナ社会ですが、相手とのコミュニケーションは図っていきたいもの。職場でもプライベートでも人間関係を良好にさせたい!コミュ力をつけて生活を充実させたいと思う人は今すぐ実践することをおすすめします。
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