あなたは大丈夫!?心理学から学んで活かせる!人間関係が良好になる癖や仕草の見分け方

人間関係

「自分には癖なんかない。」

このように思っていませんか?

実は人間には、誰しも無意識に行っている癖があります。
また、相手の気を惹くために意識的に行う仕草もあります。

さらに、相手の癖や仕草に対して

「今どういうふうに思っているんだろう」

と考えたことはありませんか?

実は相手がとった行動には意味があります。その行動に対する意味が分かっていれば、あなたは次にどんな行動をとったらいいのかも分かってくるはずですよね。

本記事では、あなたもやっているかもしれない癖について解説した後、相手がこの行動をとったら次にどんな行動をしたらいいのかというアドバイスについてもご紹介します。相手の本音を知りたい、どんな対応をしたらいいか教えてほしいという人にはぜひ、読み進めてほしいです。

癖・仕草の違いとは?

この章では、癖とは何なのか?仕草との違いは何なのか?などを解説していきます。

癖の特徴

癖とは、人が無意識のうちに、あるいは特に強く意識することなく行う習慣的な行動のことを言います。

例えば、

  • 髪の毛をよくいじる
  • 頬杖をつく
  • 鼻を触る
  • 瞬きが多い

などです。

コップを持つときや椅子に座るときにどんな動作をとるのかというのもその人の癖です。

仕草の特徴

仕草とは、何かをするときの身のこなしや動作のことを言います。

仕草には、無意識に行っていることと意識的に行うことがあります。

無意識に行っていることは、その人が意識せずに行っていることです。しかし癖と違ってどこか魅力的にみえる場合があります。

例えば、

  • 女性が髪を耳にかける仕草
  • 髪を結ぶ姿

などは、男性にとって好感度が高く、魅力的だといいます。

一方、意識的に行う仕草もあります。近年では、「モテ仕草」や「あざとテク」といった言葉が流行っているとおり、相手の興味を惹くためにわざと行う仕草もあります。例を挙げるとすると、代表的なのが女性の上目遣いやボディタッチです。男性の場合は、腕まくりやネクタイを緩める姿などが挙げられます。

次の章から、代表的な癖や効果がある仕草についてより詳しく解説していきます。

代表的な癖と対策

この章では、あなたも無意識にやっているかもしれない癖について解説します。

髪を触る・髪の毛をいじる

髪を触るときは、相手に対して少し緊張している状態です。男性の場合は、緊張を和らげようとしています。女性の場合は、自分に自信がない時、良くみせようとして前髪を触る傾向があります。
あなたが相手のこのような癖に気づいたら、緊張を和らげる言葉をかけたり気を紛らわせたりして相手の緊張を解いてあげると、自然とあなたとの距離が縮まっていきます。

鼻を触る・左上を向く

鼻を触る行動は、心配ごとや不安を感じている状態です。頻繁に触るようでしたら、嘘をついている可能性もあります。

心理学では「右上が真実。左上が嘘。」と言われています。人は何かを思い出すとき自然と目が動きます。この左右は、左脳と右脳が関わっていると言われています。
あなたは、相手のこのような癖に気づいたら、不安に対しては話を聞いてあげる姿勢をとったり、嘘をついているかもと思ったら疑うのではなく、深堀していくと真実が見えてくる可能性があります。

瞬きが多い・座りが浅い

瞬きが多い・椅子の座りが浅いときは緊張状態にある時が多いです。また、瞬きが多いということに関しては、嘘をついている可能性もあります。平静を保つつもりがうまくいかず、瞬きが増えるという行動につながってしまいます。
あなたが相手のこのような癖に気づいたら、緊張を解くような雰囲気になるよう、話題を変えてみたりリラックスできるようにあなたがエスコートすると良いでしょう。

顎をさする

顎をさするときは、自信が溢れている状態です。上司や先輩が顎を触る仕草をすると、心に余裕があり、たくましい印象を与えます。また、友達だったとしてもあなたに対して安心感を抱いている時が多いです。

しかし、頻繁にさすったり偉そうな態度を取ってくる場合にはあなたに権威を表している可能性もあるため見極める必要があります。

あなたが相手のこのような癖に気づいたら、とことん相手のことを頼るといいです。相手も頼られることでさらに自己肯定感が上がります。しかし偉そうな態度を取り続けるようだったら、今すぐその相手から離れた方がいいでしょう。

足を組む

足を組むときは、リラックスしている状態と退屈な状態の2パターンが考えられます。例えば、親しい友達と会話をしているときやカフェで読書をしているときなど自分が心地いいと感じたときに足を組みます。

とはいえ、長時間の会議で退屈な時やあまり興味のない話を聞いている時などにも足を組む時があります。あなたが相手のこのような癖に気づいたら、まずどちらの心理なのか分析します。見極め方ですが、以下の通りです。

【リラックスしている状態】

  • 笑顔
  • 前のめりになっている
  • 話を聞こうとしている

リラックスしている状態ならそのままその場を楽しめばよいです。
問題は退屈しているときです。


【退屈している状態】
・携帯をかまっている
・ぼーっとしている
・他のことを考えている

このような時は、話題を変えたり相手に意見をふってみたりして有意義な時間にしてあげましょう。

今日から実践できる効果的な仕草3選

この章では、今日からできる簡単な仕草についてご紹介します。

最初は意識的に実践して、相手の心をつかみにいきましょう。

相手の話を聞くときは目をみてうなずきながら

相手の話を聞くときは、相手の目を見てテンポよくうなずくようにしましょう。目を見てうなずきながら聞くことで相手も自分の話を聞いてくれていると思ってくれます。相互の信頼関係を築くためには実践しやすい仕草です。

何事も真剣に取り組む

女性でも男性でも真剣に仕事をしていたり集中して取り組んでいる姿をみると魅力的に感じるものです。

これは相手への良いギャップを感じると惹かれる心理効果を活かしています。

思い出してみてください。
学生時代のころ、いつもお茶らけていたクラスメイトが放課後グラウンドでは部活のキャプテンとしてみんなをまとめている。 

普段おとなしく、運動が苦手そうな子がいざリレーで走ってみるとめちゃくちゃ早かった。
なんて経験ありませんか?

ここでいうギャップとは、良い意味でのギャップです。

  • メリハリがある
  • いつもとは違う雰囲気

だと相手に思ってもらえるため、非常に効果的です。

軽いボディタッチをする

軽いボディタッチとは、一瞬相手に触れたりハイタッチや握手をしたりすることをいいます。例えば、相手に話しかけたいとき肩を軽くたたいたり、何か成功したときには喜びを分かち合うハイタッチをしたりと、ほんの数秒触れるだけです。

同性同士ならやりやすいかと思いますが、異性に対しては少しハードルが高いかもしれません。しかし実際に軽めのボディタッチをすることは、相手に自分のことを意識させる効果的な心理テクニックとして知られています。握手はこのコロナ時代、難しいかもしれませんが、できる範囲で自然とこなせるようにしていきましょう。

まとめ

今回は、人間の癖やしぐさについて、癖やしぐさの見分け方、対処法についてご紹介しました。あなたは思い当たる癖がありましたか?無意識に悪い印象を与えている癖については早速直しましょう。また、仕草に関しては鍛えられます。最初は意識的に行って自分の武器にしていくことをおすすめします。ただ、癖にしろ仕草にしろ意識しすぎてストレスにならないように自分の身体と相談しながら実践してみてください。

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